県議会報告 未病を治すかながわ宣言 神奈川県議会議員 あらい絹世
経済成長から成熟社会へ。日本は20年ほど前から時代の移行期にあり、急激な少子高齢化の影響で社会保障費が急増し、その見直しが必要です。2013年の新年には、黒岩祐治知事が「健康寿命日本一」を重点目標に据えることを宣言しましたが、今年14年はこれを受けて「未病を治すかながわ宣言」を行いました。
超高齢化社会を幸せに生きるには、特定の疾患の予防・治療にとどまらず、心身の状態を整え改善して生活習慣病や要介護状態を防ぐ「未病を治す」ことが肝心との考えから、国や全国の自治体に先駆け、今回この宣言を行いました。
実現への取り組みとして、「バランスの良い食生活」「日常生活に運動などの身体活動を採り入れる」「人との出会い・ふれ合い・交流を進める」の3つを掲げ、行政は考え方の普及、県民は取り組みの実践、企業・団体は県民の実践につながる創意工夫を展開していくことをうたっています。
「未病」「未病を治す」という概念がまだ県民には浸透していないので、まずは「未病」「未病を治す」について広く周知していく必要があります。
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