視察報告 ヨコハマ トリエンナーレ2014
先月、横浜の文化芸術事業を推進する議員有志で「ヨコハマトリエンナーレ2014」を視察してきました。横浜市で3年に1度行われる「現代アートの国際展・ヨコハマトリエンナーレ」は、今年で5回目の開催となり、期間は8月1日から11月3日で、市内外から多くの来場者が見込まれます。
メイン会場は、横浜美術館(みなとみらい地区)と新港ピア(新港ふ頭展示施設)で、国内をはじめ海外の有名アーティストの作品が展示され、また市内各所では、市内の文化芸術活動に関わる団体や個人が連携し、期間中の横浜を盛り上げています。
横浜市は、3年周期で、芸術(トリエンナーレ)・ダンス・音楽といったテーマごとに大型イベントを開催し観光客の誘致に努めています。
近年では、神戸や札幌、福岡といった都市でもこうした文化事業に積極的に取組み、都市のイメージ向上を進めながら来街者の増加を目指しており、様々な取組みの中で激しい都市間競争が行われています。
区内でも文化活動支援
横浜市では大型イベントを開催する一方で、地域で自主的に進められている文化事業についてアドバイスを行う専門家を派遣したり、区民文化センターを中心とした地域住民との連携事業をサポートしたり、芸術家を目指す若手に活動拠点を提供するなどといった文化活動に対する支援を進めています。
磯子区の区民文化センターである杉田劇場では、区民手作りの演劇や演奏会、絵画展や作品展などが催され、様々な文化事業に区民が主体となって関わりながら文化芸術の振興に取組んでいます。また最近では、小学生が朝礼でうたう合唱曲を朝の通勤や通学の時間帯に駅前や商店街で流せないか検討中で、地域の連携があってこそ実現できるものと思っています。
大切なのはより多くの市民の方々が文化や芸術に触れ、親しみ、豊かな心を育んでいただくことと考えます。横浜市の取組みがその一助になることを願います。
横浜市会議員 関勝則
〒 235-0036 磯子区中原 2-1-20 ビラ中原 1F
TEL:045-770-5602
FAX:045-770-5603
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