２０１４年も残すところあと数日となりました。今年は消費税率が８％となり、ＧＤＰは２四半期連続のマイナス成長になるなど、様々な出来事がありました。

　横浜市内の出来事として私が注目したのは、３月にパシフィコ横浜で開催された日本初のＩＰＣＣ（気候変動に関する政府間パネル）です。各国の地球温暖化についての研究成果が発表されました。報告書では「温暖化による異常気象がインフラや重要なサービスの機能を停止させ、社会システム全体に影響を及ぼすリスクがある」としています。今年２月の大雪や10月の台風も、市民の暮らしに大きな影響を与えました。

　横浜市は全国で一番人口の多い都市です。日々の生活や経済活動を通じ、大量の資源やエネルギーを消費しています。市では、低炭素なまちづくり推進のため、ＣＯ２を排出しない燃料電池車の普及に取り組んでいますが、今後も温暖化対策を重要課題の一つとして捉え、我が国の環境対策をリードする政策を作りあげなくてはならないと考えます。「政治でできる地球温暖化防止」。これが私のライフワークの一つです。

　横浜市はこのほかにも少子高齢化問題や防災対策など、多くの課題を抱えています。15年が良い年となるよう、市民のみなさまの安心・安全・健康など、様々な課題に取り組んでまいります。

民主党 細谷けいいち

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