第42回神奈川県中学校春季軟式野球大会が5月23日、30日に行われ、横浜市立浜中学校が優勝した。同校は夏の県大会での優勝経験はあるが春は初。
初戦は、秋の県大会準決勝で敗れた相模原市立大沢中学校と対戦。お互い無得点で迎えた終盤6回に浜中が4点をあげ、4対0で勝利した。「秋負けた悔しさから『打倒大沢中』を合言葉に冬、春と練習してきた。この試合を勝ったことでチームに勢いが出た」と福元博紀監督は話す。
アクシデントで一丸に
準決勝を控えた練習中にアクシデントが発生した。市大会から中心として力投してきたエースの清水凪くんが足首を負傷し投げられなくなった。準決勝、決勝ではこれまでチームを支えてきた控え投手の継投に。秦野市立本町中学校との準決勝では3対2で接戦に勝ち決勝へ。海老名市立海西中学校との決勝戦でも5対4のサヨナラ勝ちを収めた。
「市大会では、相手に点を与えない試合が多かった。県大会では、リードを許す展開となったが、しっかり粘り逆転できたことは収穫。全国大会へのシミュレーションになった」と福元監督は大会を振り返った。
田邊慎之佑主将は「一戦一戦という気持ちで戦った結果が優勝に結び付いた。全国大会にむけては、走塁や細かいプレーの精度をあげて、チーム力をアップさせていきたい」と話した。
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