神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
磯子区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

神奈川県弁護士会の初代会長に就任した 三浦 修さん 中区在勤 62歳

公開:2016年5月12日

  • LINE
  • hatena

身近な法的支援の拠点に

 ○…「責任の重さを感じます」。横浜弁護士会改め神奈川県弁護士会として4月1日にスタートした同会。その初代会長として「県民の皆さまに喜んでいただける存在を目指す」と力強く語った。1500人を擁する大組織のため、会全体の活性化が課題だ。「多くの会員の知恵を生かしていく必要がある」と指摘し、会長の役割は様々な意見を発露しやすい環境づくりだという。

 ○…生まれも育ちも神奈川区白楽。祖父、父と続く弁護士3代目。意義深く、また楽しい仕事として、誇りをもって職務にまい進する父親の背中から、「いつしか弁護士にあこがれていました」と振り返る。栄光学園から早稲田大学法学部に進み、大学生の頃から司法試験をめざした。「苦節10年」で2%の難関をパス。「すでに結婚していたので、本当にホッとしました」。その後、司法修習生を経て弁護士として3年のキャリアを積み独立。現在は日本大通り法律事務所の弁護士として手腕を振るう。

 ○…昨今、熱をおびている改憲論議。政治的な主張ではなく、「現行憲法の解釈として論理的におかしいものはおかしいと言っていくのが法律の専門家としての責務」と話す。また、18歳選挙権の導入などを踏まえ「若い人にも憲法は権力を縛るものという立憲主義の根幹を知ってほしい」と語った。5月3日の憲法記念日には、弁護士会の会長として談話を発表した。

 ○…妻と子ども3人の5人家族。末っ子の長男は、中央大学法学部を経て弁護士を志し勉強中だ。「刑法解釈について議論しましたが、とても楽しかったですね」と目じりを下げた。趣味の囲碁は、弁護士会の職務に追われご無沙汰。そんな全力投球する会長職も、身近で利用しやすい法的支援のプラットホーム確立をめざすからこそ。県民が必要とする法的支援を迅速に届けられるよう、「まずは自らを律して業務に取り組んでいきたい」と話した。

磯子区版の人物風土記最新6

平野 みきさん

7日にオープンした「結cafe」を運営するre net 結の代表を務める

平野 みきさん

洋光台在住 54歳

2月23日号

川村 卓也さん

プロバスケBリーグオールスターゲームに出場した横浜ビー・コルセアーズの

川村 卓也さん

区内在住 30歳

2月9日号

三村 亜生(あおい)さん

女子15人制ラグビー日本代表として12月のワールドカップ地区予選に出場した

三村 亜生(あおい)さん

戸塚区在勤 27歳

2月2日号

遠藤 洋子さん

磯子区民生委員児童委員協議会の会長を務める

遠藤 洋子さん

洋光台在住 72歳

1月26日号

岡村 信悟さん

(株)横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長に就任した

岡村 信悟さん

横浜市在勤 46歳

1月19日号

飯田 聖美 さん

横浜少年少女合唱団の指揮者を務める

飯田 聖美 さん

旭区在住 55歳

1月19日号

あっとほーむデスク

  • 2月23日0:00更新

  • 2月9日0:00更新

  • 2月2日0:00更新

磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク