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薬剤師北井康一さんに聞く 習慣改善でアンチエイジング 食べることから始めよう
「最近、目が疲れやすい」「昔に比べて、いろいろなことへのやる気が起きない」。こういったことは全て老化が原因かもしれない。「老化には、心と体、それぞれの衰えがあります」と話すのは保土ケ谷区にゆかりの深い薬剤師・北井康一さん(スカイビル薬局・代表取締役社長)。先日、アンチエイジングの講演も行った北井さんに、老化予防について聞いてみた。
―老化を防ぐには、どのようなことを心がけると良いのでしょうか?
「若々しい気持ちで、規則正しい生活をすることが大前提です。その上で、医食同源という言葉があるように、バランスの良い食生活が健康につながります。ただし、江戸時代の学者、貝原益軒が言った「腹八分目に病なし」のように、食べ過ぎないことが長寿にもつながるので、『もう一口』というところで食事を終わらせることも大切です」
―具体的にはどのような食事が良いのでしょうか?
「コレステロールや中性脂肪の多い食事は避け、食物繊維を摂ることが大切です。具体的には、鶏もつやバター、卵黄などはコレステロールが高めです。果物類やチョコレートなどの菓子類などは糖質が多く、こちらも控えた方が良いですね。繊維類の多いカボチャやひじき、寒天などは積極的に食べると良いでしょう。青魚なども体にいいとされています」
「お薬手帳」を活用
―講演では、お薬手帳のお話もされたそうですね。
「『お薬手帳』とは患者さんの薬の服用歴が記録されているもので、薬局などでもらえます。処方箋と一緒に薬局に持参すると、処方された薬の名前と用法・用量を記載してくれます。災害などが起きた時、その人がどんな薬を飲んでいたのか一目で把握できるので、非常事態時でも適切な薬がすぐにわかります。また、新しく薬を処方してもらう際、現在服用中の薬の重複も防げますよ」
―医師との付き合い方もお薬手帳が活用できるとか
「短い診察時間に、自分の症状や体質、病歴を説明するのは難しい。なので、伝えたいことや質問事項を手帳にメモしておくと、スムーズに診察してもらえます。また、体調や薬のことで少しでも疑問や心配事があれば、遠慮せず率直に尋ねることも重要ですね。何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください」
■横浜市西区2の19の12スカイビル9階「スカイビル調剤薬局」【電話】【FAX】045・453・4193へ。
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こどもタウンニュースよこはま版11月1日 |
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