神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2018年6月7日 エリアトップへ

多摩市若者会議 「魅力発信」新アイデアを  昨年の提案も実践へ

社会

公開:2018年6月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
グループごとに話し合った
グループごとに話し合った

 若い世代、子育て世代が「多摩市に住んでみたい、訪れてみたい」と思えるような魅力を創出、発信することを目的に、昨年度初めて実施された「多摩市若者会議」。2年目の第1回のワークショップが6月1日、パルテノン多摩で開催された。阿部裕行多摩市長は「また新たな提案をしてほしい」と期待を寄せている。

 若者会議は、39歳以下の人を対象に、その若者が一堂に会しワークショップを通じて多摩市の魅力を創出、発信するアイデアを検討するため、昨年度初めて実施された。初年度となる昨年は、全4回のワークショップと、1回のフィールドワークを行い、延べ285人が参加。平均年齢は26・8歳、約4分の3が市外からの参加となった。

 昨年12月には、そのワークショップで話し合われた意見を集約し、「多摩市の公園を再生し街の魅力にしよう」「大学と企業との連携」「多摩中央公園の活用」「パルテノン多摩の活用」「未知カフェ(若者の拠点)」を若者の提言として阿部市長に提出した。

 今年度はその提言をプロジェクトとして実践するため、「若者のまちづくり拠点」の整備に向け、4月から活動をスタート。資金調達の手段としてクラウドファンディングを活用するなどの検討を始めているという。

実践・検討「両輪で」

 そうした中で、今回行われた2年目の第1回ワークショップには、約半数が初参加となる約50人が集まった。昨年に引き続き総務省地域資源・事業化支援アドバイザーの林田暢明氏がファシリテーターを務める中で、自己紹介から、多摩市の魅力、昨年の提言を聞いて感じたこと、今年実現したいことなどを話し合い、最後にはグループごとにどんな意見が出たかを発表。「公園のマネジメント」「アニメの聖地の聖地化」「コワーキングスペースの創設」などが挙げられた。

 今回初めて参加したという市内在住の参加者は「多摩市内の状況が気になっていたので参加した。みんないろいろ多摩市のことを考えてくれているなと思った」と感想を話していた。また昨年からの実行委員のひとりは「前回よりも社会人が多かった。話の内容も働き方や実際的なものが多かったので、良い感じになるのでは。拠点づくりと、新しいアイデアの検討と両輪で進めていきたい」と意欲を見せる。

 ワークショップを視察した阿部市長は「今年もいろいろな意見が出ていて嬉しい。今年も若者会議として新たな提案をしてもらいたい」と参加者たちに呼び掛けた。

 なお、次回は7月6日(金)午後7時からパルテノン多摩第1会議室で開催される予定だ。

多摩版のトップニュース最新6

「闇バイト」中学生に注意促す

市教育委員会

「闇バイト」中学生に注意促す

防犯協会、中央署と連携

3月14日

50年節目に新キャラ誕生

多摩市社協

50年節目に新キャラ誕生

パル多摩で記念福祉大会

3月14日

聖蹟にメリーゴーランド

聖蹟にメリーゴーランド

多摩川河川敷でマルシェ

2月29日

災害時避難所を提供

多摩大学・付属校

災害時避難所を提供

市と協定締結

2月29日

清原さん最新作 3月公開

多摩市出身映画監督

清原さん最新作 3月公開

NT舞台 市内ロケも

2月15日

子ども・若者支援に重点

多摩市予算案

子ども・若者支援に重点

一般会計約617億円

2月15日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook