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多摩 文化

公開日:2019.10.03

「聖蹟桜ヶ丘は心のふるさと」
ハートフルコンサート 今年も大盛況

  • 『カントリー・ロード』などを披露した本名陽子さん

  • 多摩中学校の生徒・卒業生が地元の好きなところを発表

  • ふれあい路上ライブの出演者も歌を披露した

 聖蹟桜ヶ丘駅の東側に位置し、65店舗が加盟する中央商店会(飯島聖士会長)が主催する「第15回せいせきハートフルコンサート」が9月21日、関戸公民館ヴィータホールで盛大に開催された。



 まちおこしイベントとして、2005年にスタートした同コンサート。15回目を迎えた今回、地元だけでなく岡山や千葉、静岡などから約200人が会場を訪れた。



 当日は、多摩中学校の三浦摩利教諭が総合司会を務め、聖蹟桜ヶ丘がモデル地になったとされるスタジオジブリの『耳をすませば』で主人公の「月島雫」の声を務めた本名陽子さんの他、多摩中学校の生徒や卒業生、同商店会主催の「ふれあい路上ライブ」に出演する八木祥之さん、立原伸之さん、矢野ひろよしさん、女性ユニット「鳴かない魚」が出演。



 本名さんは『カントリー・ロード』やジブリ作品の名曲を披露し、歌の合間には、声優の仕事に対する思いや、昨年逝去された高畑勲さんとのエピソードなどを語った。



 多摩中学校の生徒たちは、それぞれ『耳すま』の好きなシーンを演じた他、聖蹟桜ヶ丘の好きな場所などを絵で紹介。さらに本名さんへの質問コーナーで、受験に対するエピソードや同作品で一番好きなセリフなどを訪ねると、本名さんが受験の思い出とともに、『耳すま』で天沢聖司の声を務めた高橋一生さんとの思い出などを語った他、”嫌な奴”という名シーンのセリフを再現し、会場を盛り上げた。



 コンサートの最後には、本名さんに加え、出演者全員が登壇し、来場者と共に『カントリー・ロード』を熱唱した。



 終了後に本名さんは本紙の取材に対し「聖蹟桜ヶ丘は心のふるさと。これからもカントリー・ロードを歌い続けてまいります」と語った。同商店会の飯島会長は「15回目を迎え、回を重ねるごとに評判も良くなって来ている。今回も遠方から来場いただいた。多くの方に街に来ていただき商店会を利用してもらえれば。今後もできる限り継続していきたい」と話した。

 

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