日本アニメーション(株)、(一社)キネコ・フィルム、KAOFES実行委員会、多摩市が主催する「ラスカル&キネコ映画祭」と「ミニKAOFES」が12月12日、多摩川河川敷の一ノ宮公園で盛大に開催され、延べ600人がイベントを楽しんだ。
毎年夏に開催され、好評を博している「ラスカル&キネコ映画祭」が、昨年新型コロナウイルスの影響で中止に。そうした中でも映画を楽しんでもらおうと、キネコ・フィルムが所有する巨大スクリーンを利用して、例年秋に開催されているKAOFESとコラボして、野外で同時開催することが決まった。
当日、「ミニKAOFES」ではトヨタ西東京カローラ(株)、東京ヴェルディによるワークショップが行われ、子どもたちはエンジニア体験や、起震車の体験を楽しんでいた。
その後の映画祭では、参加者は公園内一帯に設けられたスペースにテントやマットを敷き、『きかんしゃトーマス』などの短編アニメを鑑賞した。声優が生で吹替えをするライブシネマでは、女優の戸田恵子さんが出演。会場は盛り上がりを見せた。
その後、日が暮れた河川敷で日本アニメーションの代表作でもある『劇場版フランダースの犬』が上映された。カップルで参加者した男女は「見にくいかなと思っていたけど、画面が大きくて楽しめた」「初めての野外での鑑賞で感動した。生のアテレコは近くで見れて臨場感があって楽しかった」と話していた。
主催した日本アニメーションは「初めての野外上映会で運営に足りないところがあったと思うが、皆さんの協力でできた。今後もこうして開催できるように検討していきたい」と次回に意欲を見せていた。
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