多摩市の友好都市、長野県富士見町では現在、スキーシーズンを前に冬支度が始まっているようだ。
多摩市民が利用する「多摩市立八ヶ岳少年自然の家」の担当者によると、11月に入り徐々に気温が下がるなか、12月以降の宿泊に関する問い合わせが増えているという。例年12月下旬ごろからスキーを楽しめるようになり、毎年のように自然の家を利用する多摩市民も少なくないという。
担当者は「まだ、年末年始の空きがある状態。多くの方にお越しいただければ」と話している。
86年に友好都市
多摩と富士見町が友好都市提携を結んだのは1986年の11月。この自然の家が開設されたことなどがきっかけになったといい、以来、自然の家は多摩市民にとって大自然を満喫できる身近なスポットとして親しまれてきた。多摩から車で2時間足らずで向かうことが可能なため、スキー、スノーボード愛好者だけでなく、スポーツ団体などの研修場としての利用も少なくないようだ。
夜空「お薦め」
自然の家担当者は「都心では見ることのできない夜空を楽しんでもらえれば。星の迫力に驚かれると思います」と話している。
自然の家(【電話】0266・66・2036)については市HPなどで。同町のHPでは街の四季を視聴することのできる動画をアップしている。