伊勢原市内で障害者支援施設みどり園や伊勢原ふたば保育園を運営している、社会福祉法人・緑友会（岩崎尊之理事長）が、東日本大震災から丸２年にあたる今年３月11日付けで、田村憲久・厚生労働大臣から感謝状を贈呈された。



　緑友会が事業を展開している伊勢原市や厚木市、清川村では、東海地震等で被災することや近隣の被災障害者の受け入れが想定される。こうした場合に備えて職員に被災地の現状を理解してもらおうと、ボランティア活動として職員の現地派遣を行ってきた。



　東日本大震災発生後は、障害者支援施設の職員３人を４週間にわたり派遣した。またチャリティーバザーを実施し被災地に寄付を行うなど、法人全体として幅広く活動。こうした取り組みが高く評価され、今回の感謝状となった。



　被災地で支援活動を行った職員たちは５月９日、伊勢原市の高山松太郎市長を訪れ、感謝状を受けたことを報告。市長からは活動の内容や苦労した点などを詳しく尋ねられるとともに、ねぎらいの言葉が贈られた。



　緑友会によると、感謝状は神奈川県全体で約60事業所に贈られた。岩崎理事長は「今後、さらに社会のお役に立てるよう努力を積み重ねてまいります」と話していた。

 

社会福祉法人 緑友会

伊勢原市伊勢原3-6-7

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