伊勢原市人事 職員数は9人減 新産業拠点整備課を新設
伊勢原市は４月１日付で２０１４年度の人事異動を発令した。異動対象は全体の22・２％にあたる２２７人。今後本格化する新東名工事などを見据えて組織再編も進める。職員数は昨年の同時期に比べ９人減となる６７７人。
今回の人事は、伊勢原市の街づくりの核となる「第５次総合計画中期戦略事業プラン」の効率的で円滑な推進を目指したもの。
執行体制としては、国との連携強化をめざして農林水産省との交流として農地利用担当部長を経済環境部に配置。また、広報広聴課内にシティセールス担当を配置、国の進める幼稚園と保育所の「幼保一元化」に向けて増員するなど、重点課題に向けた体制作りを強化する。
さらに次世代の育成として、50代前半職員の課長登用など、若手職員をはじめ女性職員の課長・主幹・副主幹への登用を行った。
組織再編
東部第二土地区画整理事業、伊勢原北インター・伊勢原西インター周辺整備事業による街づくりと産業拠点整備を戦略的に進めるために都市部に新産業拠点整備課を新設。
また消防組織の再編も行われ、今まで課の扱いとなっていた西分署・南分署を消防署警備１課・２課として統合。指揮命令系統の一元化を図るほか、増加する救急需要に対応するために総務部門から独立する形で、警防救急課を新たに設立した。
伊勢原市人事４月１日付
カッコ内は前職・敬称略
《部長級》
▽企画部防災担当部長兼防災課長／山口清治（企画部参事兼経営企画課長）▽企画部参事兼経営企画課長／古宮雄二（総務部市民税課長）▽企画部参事兼財政課長／吉川幸輝（企画部財政課長）▽総務部長／小林博己（子ども部長）▽市民生活部参事兼戸籍住民課長／竹内克則（市民生活部戸籍住民課課長）▽経済環境部農地利用担当部長／佐藤一昭（農林水産省）▽経済環境部参事兼環境美化センター所長／高梨芳房（経済環境部環境美化センター所長）▽子ども部長／吉野富夫（教育委員会教育部長）▽都市部参事兼公園緑地課長／田中義彦（都市部公園緑地課長）▽土木部長／小林明（土木部参事兼下水道業務課長）▽土木部下水道担当部長／小川博志（土木部参事兼土木総務課長）▽土木部参事兼下水道業務課長／重田浩光（土木部河川・下水道整備課長）▽議会事務局参事兼次長／岡留一司（議会事務局次長）▽消防本部参事兼消防総務課長／吉川敏勝（消防本部消防総務課長）▽教育委員会教育部長／田中丈司（企画部防災担当部長兼防災課長）▽学校教育担当部長／籾山忠範（中沢中・校長）
《部長級退職者／３月31日付》
▽山田明広（総務部長）▽伊與田輝久（都市部参事兼国県事業対策課長）▽鳥海治（土木部長）▽吉川政美（土木部下水道担当部長）▽和田勝久（教育委員会教育部学校教育担当部長）▽古谷京造（農業委員会事務局参事兼事務局長）
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