延伸工事が進む新東名高速道路の仮称伊勢原ジャンクション(JCT)建設予定地で12月6日深夜、新東名と東名を接続するランプ橋の架設工事が行われた。伊勢原JCTは東海大学病院の北側西富岡に位置し、東名の真上を走るように造られる。2018年度の開通にむけた大がかりな作業を一目見ようと市内外から70人を超すギャラリーが駆けつけた。
ランプ橋の架設工事は、東名厚木インターチェンジ(IC)〜秦野中井IC間を通行止めにして午前0時に始まった。
0時5分、国内最大級の大型クレーン「クローラクレーン」が白煙を上げながら93m・450tの橋梁を慎重に持ち上げ、東名と交差する形で旋回させた。明け方4時半過ぎには橋の両脇が土台に固定され、この日の工事は終了した。
変わりゆく伊勢原の景色を見届けようと、深夜にも関わらず大勢の市民が駆けつけ、県外ナンバーの自動車も多く見られた。東京都品川区から訪れたという原田典和さん(43歳)は「スケールの大きさを体感するために来ました。地図に残る工事はなかなか見られないので貴重な経験になりました」と話した。
全線開通は20年度
新東名は、海老名市と愛知県豊田市をつなぐ高速道路で、2012年に静岡県で一部が開通した。東名と並び首都圏と中部圏を結ぶ大動脈であり、災害時の緊急搬送路としての役割も期待されている。
伊勢原JCTは、新東名の起点である海老名南JCT(仮称)の西5・8Kmに位置し、今回設置されたランプ橋が東名と新東名をつなぐ。現在建設中で、産業能率大学の近くを走る予定の伊勢原北ICとともに2018年度の開通を目指し、20年度までに海老名南JCT〜豊田東JCT間が全線開通する見通し。来年度には、新東名本線の架設工事なども予定される。
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