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「今回の貢献は私の一区切り」 居宅介護施設「絆」を提供した野崎宏さん（高森）
施設への思いを語る野崎さん
市内高森に４月１日、小規模多機能型居宅介護施設「絆」がオープンした。施設を運営する社会福祉法人ウェルエイジに土地と建物を提供した野崎宏さん（79歳／高森在住）には強い地域貢献の思いがある。
野崎さんは高森生まれ。小学生のころの恩師にあこがれて「自分も先生になろう」と決意した。横浜市立大学文理学部を卒業後、立花学園（足柄上郡松田町）に就職。以来、38年にわたり教育現場に立った。
定年後は「地域貢献をしよう」と地元の小金塚自治会長、成瀬地区・市連合会の会長などを歴任。また、先月まで６年間にわたって伊勢原市文化団体連盟の会長も務め、文化サークル・団体のサポートもしてきた。
「絆」を通じた高齢者の支援について野崎さんは「私自身にとって一つの締めくくり」と語る。施設は要支援１・２、要介護１〜５の人が対象となる。野崎さんは「多くの方のお役に立てる施設であってほしい」と話した。
■小規模多機能型居宅介護「絆」／【電話】０４６３・７５・９８５０／（住）伊勢原市高森３００４の２
小規模多機能型居宅介護「絆」
伊勢原市高森3004-2
TEL:0463-75-9850
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