２０１５年度の「明るい選挙啓発ポスターコンクール」（主催／公益財団法人明るい選挙推進協会ほか）の入選作品がこのほど発表され、竹園小学校５年の田崎昇太君が文部科学大臣・総務大臣賞に選ばれた。

　今年で67回目を迎える「明るい選挙啓発ポスターコンクール」は、正しく明るい選挙を呼びかけることを目的に、全国の小・中学生、高校生から、明るく楽しい印象的なポスターを募集している。

　今年は全国９０４９校から14万５６４０人が応募。うち、小学生の部には５５００校・６万７６４８人の応募あり、最高賞となる文部科学大臣・総務大臣賞は、各学年１作品（中・高生は２作品）となる。

　受賞の知らせを受けて、田崎君は「初めて応募したコンクールで受賞できて、すごく嬉しいです」と笑顔で喜びを話す。伊勢原市の一次審査、県の二次審査を通過した田崎君の作品、突然の大臣賞の報告に家族で驚いたという。

　ポスターは、同校の夏休みの宿題の一環として制作したもの。『ロケットで旅行をしたい』という将来の夢に、『選挙で投票箱がみんなの希望でいっぱいになれば』という思いを込めた。「星が輝いているように上手く描けた。ロケットの色を考えるのが大変だった」と田崎君は話す。

　12月14日には、横浜市中区にある神奈川県庁で表彰式が行われる予定。田崎君は「作文など、いろいろなことに挑戦して、来年のコンクールも出したい」と話した。