神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2016年8月19日 エリアトップへ

阿夫利睦 滝の整備で伝統守る 大山を昔の姿に

社会

公開:2016年8月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
二重滝を整備する様子
二重滝を整備する様子

 大山阿夫利神社の秋季例大祭保存会として、大山地区を中心に活動する「阿夫利睦」(磯崎敬三会長/105人)が7月24日、大山中腹にある二重滝の整備を行った。同会では、今後も大山にある6カ所の滝の整備を進めていく。

 阿夫利睦は、毎年8月に行われる大山阿夫利神社秋季例大祭の保存と継承をはじめ、地域振興のための様々な活動を行っている。

 今回整備したのは大山阿夫利神社下社のすぐ下に位置する二重滝。この滝はかつて、大山を登る修験者たちの最後の禊の滝だったとされている。当日は、会員17人が参加し、大小様々な石を動かして積み上げ、滝壺を掘った。二重滝は狭い道沿いにあるため、整備用の重機が入らず、作業はすべて手作業で行われた。

 同会では、大山伝統のひとつである滝の昔の姿を取り戻そうと、4年前から整備を開始。禊の大滝から始まり、今回の二重滝が2カ所目となる。今年4月に「大山詣り」が日本遺産に認定されたこともあり、阿夫利神社からも依頼され、急ピッチで整備を進めている。

 磯崎会長は「大山の滝は歴史ある観光スポット。必ず通りかかるところなので、来た際にはぜひ見ていって欲しい」と話す。

 同会は来年で25周年を迎える。今後は残りの滝の整備を進めていくほか、案内板の設置も検討している。

熊本に義援金

 また、同会は7月2日に開催された総会で、大山阿夫利神社の目黒仁宮司に熊本地震義援金を手渡した。同神社からの義援金と合わせた50万円は、神奈川県神社庁を通じ、熊本の神社などの復興支援に充てられる。目黒宮司は「神社は重要な地域コミュニティ。今回の震災で大きな被害を受けた神社の復興の支援になれば」と話した。

目黒宮司に義援金を手渡す磯崎会長(右)
目黒宮司に義援金を手渡す磯崎会長(右)

伊勢原版のトップニュース最新6

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook