愛甲石田駅南口から歌川と見附島地区などにまたがる歌川産業スクエア周辺をつなぐ新たなバス路線「歌川循環線」が、9月12日(月)から開通する。同日午前10時には、歌川産業スクエア内の(株)ランテック湘南支店で開通式が行われる。
今回の新たなバス路線は、伊勢原市第5次総合計画にもある「愛甲石田駅南口バス路線開設事業」のひとつとして計画されたもの。2014年に開通した東成瀬循環線に引き続き、地域住民や企業の声を受け、神奈川中央交通株式会社と伊勢原市の間で検討が進められてきた。
現在、歌川産業スクエア内には46社の企業があり、バスが開通することで通勤時の利便性の向上や、自社でバス等を用意している企業では経費の削減などが期待される。
また、運行ルートには大型スーパーや小学校・高校もあり、市都市整備課では「地域住民の買い物や通学などにも利用されるのではないか」と予想している。
多くの利用呼びかけ
バスは愛甲石田駅南口を起点に、「石田小学校入口」や「見附島」、「歌川産業スクエア」など新たに設置された8カ所のバス停を通り、駅へ戻る。5・8キロの道のりを約20分で運行し、運賃は大人180円(IC利用時は175円)、小人90円(IC利用時88円)。
ダイヤは毎日午前7時から午後8時までの間30分間隔(午前10・11時台、午後3・4時台は除く)となっているが、利用状況次第で利便性の高いダイヤへの改正も検討する予定。
市都市整備課では「路線を維持するためにも、ぜひ多くの人に利用して欲しい」と話す。
問い合わせは同課/【電話】0463・94・4711
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