産業能率大学バレーボール部は５月21日、「２０１７年度関東大学バレーボール３部春季リーグ戦」（主催／関東大学バレーボール連盟）を１位で通過。27日に行われた、２部リーグ12位の山梨大学との入れ替え戦でも３対０で勝利を収め、14年ぶりとなる２部リーグへの昇格を果たした。

　関東大学バレーボール連盟は、１都６県から約１４０の大学チームが加盟し、全14部のリーグで構成されている。１部から３部リーグでは、毎年春と秋に行われるリーグ戦の上位２チームと下位２チームで入れ替え戦が行われ、その勝敗で昇格・降格が決定する。

　産業能率大学バレーボール部は、現在部員数17人。経験豊かなメンバーが揃い、日々練習を重ねている。ここ数年は３部での活動が中心。昨年度には春・秋両リーグ戦で１位を飾り、２度の２部昇格のチャンスを得るも、入れ替え戦に敗れ残留する結果となっていた。

　今大会には、昨年の秋季リーグと同じレギュラーメンバーで挑んだという同部。全６試合ある３部グループリーグ戦では、落ち着いて着実に勝ち星を上げ、５勝１敗で１位に輝いた。

　大会最終日には、２部リーグ12位の山梨大学との入れ替え戦へ挑むと、この試合でも危なげなくセットを取り、３対０で勝利。念願だった２部リーグへの昇格が決定した。

　同部エースとして活躍する渡辺北斗さん（４年）は「１年生の頃から目標としていたことなので、やっと昇格できて嬉しい。２部はレベルが違うと思う。次は残留・定着を目標にさらに頑張りたい」と話す。キャプテンの勝場雄樹さん（３年）は「２部にふさわしいチームをめざし、プレーだけでなく様々な面で成長していけたら」と話した。