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伊勢原 社会

公開日:2017.07.28

スポーツ・文化ともに全国へ
向上4クラブが意気込み

  • 「頑張ります」と意気込む生徒たち

 市内見附島の向上高等学校(直理賀一校長)から、レスリング部・書道部・放送部・新聞委員会がこの夏、全国大会へ出場する。生徒たちに大会への意気込みを聞いた。

レスリング部

 現在5人で活動しているレスリング部からは、植田晃輔さん(2年)が、6月に行われた県予選を2位で突破し、8月16日(水)から大阪で行われる「全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権」への出場を決めた。

 植田さんは84kg級に出場。県予選では、目標としている先輩に惜しくも決勝で敗れ2位となったが、全国では1戦でも多く戦いたいと練習に励んでいる。「全国へは簡単には行くことができない。貴重な経験をさせてもらえるので、本番で最高のパフォーマンスができるよう、調整していきたい」と話した。

書道部

 書道部からは、副部長の近藤早弥さん(3年)が神奈川県代表として、8月2日(水)・3日(木)に宮城県で開催される「全国高等学校総合文化祭」へ出場する。

 昨年12月に行われた県の選考会で代表の5人に選出された近藤さん。全国大会用の作品は1カ月ほどかけて書き上げた自信作だという。「全国の高校生の作品を見て、自分の作品づくりに生かしたい」と話した。

放送部

 7月27日まで行われたNHK杯全国高校放送コンテストに15年連続で出場した放送部は、8月3日(木)・4日(木)の日程で「全国高等学校総合文化祭」へも13年連続となる出場を果たす。

 今回は、音声と写真を組み合わせたオーディオピクチャー部門と朗読部門の2部門での挑戦。実績ある先輩たちの背中をずっと追いかけてきたという3年生の高坂音羽さん・臼田翔一さん・谷岡美優さんは、「まだスタートラインに立ったところ。全員の想いをひとつにしていい結果を残したい」と意気込みを話した。

新聞委員会

 年間を通して発行する校内新聞「こゆるぎ」と速報紙「TOPICS」が、県内の紙面審査で19年連続の1位を獲得した新聞委員会も、7月31日(月)から8月2日(水)の日程で「全国高等学校総合文化祭」へ出場。発行回数の多さや紙面のクオリティーの高さを武器に、今年も全国に挑戦する。

 次期班長の2年生、大城裕太朗さん・遠藤可菜さん・岩崎佐耶さん・相原晴喜さんは「他校との交流で知識も深めながら、先輩を越える新聞をつくっていきたい」と話した。

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