市内日向の田園地帯で大切に育てられている、あやめの花―。
ここは昨年度に廃止された大田地区の「あやめの里」を惜しみ、伊勢原ハイキングクラブ(渡会庸夫会長)が大田地区から株を譲り受け、2015年から新たな「あやめの名所」とするために手入れをしている場所だ。
栽培開始から3年が経過し、昨年の6月には美しい花が咲き誇り、ハイカー達の目を楽しませていた同所だが、今年は異変が起きて、関係者を悩ませている。
日向を訪れると、まばらなあやめの花に一枚の立て看板が設置されていた。同クラブによると、成長期となる昨年9月に野生のイノシシによる被害が発生し、植えられていたあやめの株の約半数が掘り起こされてしまったという。植え直しを行うも、またイノシシに掘り起こされるという繰り返しの状態が続いている。
看板には「今にみておれイノシシ君。来年は最高の花を咲かせてみせる」の文字。同会の渡会さんは「まずは来年に向けてイノシシ対策を考えていきたい。来年はしっかりと花を咲かせます。ぜひ来年は見に来てください」と話した。
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