大山の良辯滝で10月8日と13日に禊と呼ばれる滝行が行われた。これは紅葉の美しい季節を迎える大山をさらに楽しんでもらおうと小田急電鉄(株)が企画したもの。2日間で20人が参加した。
小田急電鉄(株)が「秋の大山詣り2018」のイベントの一環として開催した禊体験。江戸庶民の信仰と行楽の地として多くの人が訪れた大山詣りの歴史を、体験を通じて多くの人に知ってもらおうと企画されたもので、同社では2014年から紅葉時期の大山で歴史や文化を意識した内容のイベントを毎年行っている。
禊とは、神前に上がる前に滝や川で身を清めること。大山詣りの際にも滝に打たれ心身を清めてから参詣したとされ、江戸時代の錦絵の題材にも使われている。
禊が行われた良辯滝は755年に良辯僧正が入山した際に最初に水行を行った場所と言われている。13日は市内外から10人が参加。男性はふんどし、女性は白衣姿に着替え、阿夫利神社神職の指導のもと正式な禊の作法にのっとって一人ずつ順番に滝に打たれ身を清めた。
小田原から婚約者と一緒に参加したという杉井亜澄香さん(28歳)は「前から一度やってみたくて参加した。悪いものがすべて抜け落ちて気が引き締まった感じ。また機会があれば参加したい」と話していた。
禊を終えた後、参加者は大山の先導師旅館「東學坊」で神職とともに名物の豆腐料理を堪能した。主催した小田急電鉄(株)の担当者は「禊という珍しい神事を多くの人に体験してもらうことで大山詣りのPRになれば。海外からの観光客にも大山に足を運んでもらうきっかけにできるのでは。ゴールデンウイークなどにも開催できれば」と話している。
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