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伊勢原 社会

公開日:2019.11.15

中学生がSDGs(エスディージーズ)を周知
(株)アマダで講演会

  • アマダ社員に向け講話した加藤さん

 自修館中等教育学校3年の加藤陽菜さんが、11月1日、(株)アマダホールディングス(市内石田)で講演を行った。

 加藤さんは、日本青年会議所が主催し、海外研修を経て将来国際社会を担う人材を育成する取り組み「少年少女国連大使」に、伊勢原青年会議所(久本卓司理事長・伊勢原JC)から推薦され参加。SDGs(2015年に国連で採択された持続可能な開発目標)先進国であるスェーデンを訪問。帰国後、市内外で周知活動を行っている。

 この日は、同社でISO責任者会議が開かれ、伊勢原JCと加藤さんが講師に招かれた。これは、伊勢原JCと加藤さんのSDGs周知活動の一環。同社が道灌まつりへの協賛など、地域貢献活動に積極的に取り組んでいることから、今回初めて行われた。

 冒頭久本理事長がJC活動などを説明した後、加藤さんが登壇。同社ISO責任者ら約130人を前に講演を行った。

 講演では、街中に細かく分別されたゴミ箱が数多く設置されていることや、二酸化炭素の排出を抑制するためにレンタル自転車が普及していることなど、自身が目にした光景を分かりやすく解説した。またスェーデンでは、SDGsの取り組みをまとめた冊子を各家庭に配布していて、99%の国民が理解していることなどにも触れていた。

 講演の最後に加藤さんは「スェーデンに比べ日本のSDGsの浸透度はまだ10数%。プラスチックの削減など、今後いろいろな企業でSDGsへの取り組みが広がってくれればうれしい」と話していた。

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