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伊勢原 社会

公開日:2020.09.11

密避け車内で映画鑑賞
4日間で1千人来場

  • 上映前に準備OKの合図を、車のハザードランプで送る来場者

 車に乗ったまま映画を鑑賞するドライブインシアターが、9月1日から4日まで、市総合運動公園で開催され、4日間で延べ1000人(主催者発表)が来場した。



 伊勢原市内で初の試みとなるドライブインシアターは、市民らでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で、さまざまな夏のイベントが中止になる中、「今だからできる事を形にし、少しでもまちに活気や笑顔を取り戻したい」と準備をしてきた。実行委や市民ボランティアなど延べ50人のスタッフが裏方として運営を支えた。



 期間中は、総合運動公園の第2駐車場に500インチの特注スクリーンがお目見え。日替わりでスパイダーマンやアニーなどの映画が上映され、最終日にはレイトショーも行われた。



 県内外から訪れた来場者は、受付で弁当を注文し受け取り、スタッフの誘導で駐車。FMラジオを指定の周波数に合わせて、上映作品を楽しんだ。来場者からは「夏の夜空の下で、迫力ある映像が楽しめた」「コロナに負けない伊勢原魂を感じた」といった感想があがった。



 実行委員長の中村直純さんは「新しい形のエンターテインメントを体験して頂くことができました。お客様、ご支援を頂きました多くの企業や個人の皆様、ボランティアの皆様、すべての方に心より感謝申し上げます」と話した。

 

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