7月3日に発生した静岡県熱海市の土石流災害現場に、緊急消防援助隊神奈川県大隊の派遣要請を受け出動していた、伊勢原市消防本部の4人がこのほど帰還し、15日、高山松太郎市長に活動内容を報告した。
10日から12日まで、現地に派遣されていたのは、消防司令の宿野部勇さん(55)、消防司令補の今井裕さん(47)、消防副士長の松林龍汰さん(28)、消防士の藤田大輔さん(21)。第4次派遣隊として、大和市、海老名市、愛川町の部隊とともに出動し、現地で行方不明者の捜索活動にあたった。
この日は、現場で撮影してきた写真を使いながら高山市長に報告。土砂の中に入ると膝上まで足が埋まってしまうことから、トタンを見つけて道を作り、持参したスコップとアルミバケツで土砂を取り除き捜索活動にあたった様子を伝えた。
隊員らは「行方不明者を一人も見つけることができなかったのは無念で悔しい気持ち」「今回の経験を署内で情報共有して、災害に備えたい」などと話していた。
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