伊勢原 文化
公開日:2021.10.01
高部屋神社で例大祭
周辺に浜砂撒き
市内下糟屋の高部屋神社で9月19日、秋の例大祭が行われた。
例大祭に先駆け11日には大磯町の照ヶ崎海岸で汐汲み神事を執り行わう予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため今年は中止に。代わりに同神社総代と役員3人のみで例大祭で使う海水、浜砂、海藻を採取した。
同神事は、同神社にまつられている海の神・航海の神とされる「住吉三神」が、同海岸に上陸したといわれることから、例大祭に使う海水や浜砂などを海から持ち帰る平安時代から伝わる儀式。4年前に氏子らが復活させた。
例大祭には神社総代代表や神社役員、地元自治会など20人ほどが参加。行列が神社周辺を練り歩き、清めの塩の代わりに採取した浜砂を撒く「浜砂撒き神事」が行われた。その後拝殿内では巫女による神楽舞や宮司による祭祀が行われた。
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