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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2026.02.13

「日本の食文化 次の世代に」
ちがさき和食文化継承会代表 菊池奈々さん

  • 「味噌玉」づくりを体験する子ども=提供

    「味噌玉」づくりを体験する子ども=提供

  • 「日本人の心と身体に合った和食の魅力を伝えたい」と菊池さん

    「日本人の心と身体に合った和食の魅力を伝えたい」と菊池さん

 いくつになっても何かに挑戦している人は輝いているもの。今回紹介するのは茅ヶ崎市在住の菊池奈々さん(64)。2年前に「ちがさき和食文化継承会」を発足させ、日本の伝統的な食文化を次世代に伝えようと活動している。そのきっかけや今後について聞いた。

 菊池さんが和食に関心を持つきっかけは、10年ほど前に始めた家庭菜園だった。「でき上がった作物をもっと生かしたい」と、梅干しや味噌をつくる「手仕事」を始めると、周囲から「教えてほしい」と声がかかるようになった。まちづくりスポットや近所のカフェで教室を開くうち「和食のことをもっと知りたい」と思うように。

 農林水産省が和食文化を伝える中核的な人材の育成を目的に設けている「和食文化継承リーダー」の資格を2024年2月に取得し、同年11月に「ちがさき和食文化継承会」を立ち上げた。

 現在は会員12人が所属。親子を対象に、だしやうま味、発酵をテーマにした教室を開催したほか、季節に合わせた食事作り、「俺の〇〇シリーズ」と題した男性向け教室を実施してきた。

ひと工夫で身近に

 「もともと仕事中心の生活で、料理はどちらかと言えば苦手だった」と話す菊池さん。和食に対する「手間がかかる」というイメージに対しては「だしとお味噌、具を丸めて冷凍し、お湯を注ぐだけで食べられる『味噌玉』を用意しておくなど、ちょっとした工夫で日頃の食事に簡単に取り入れられる」と話す。

 また「親子向け教室で、かつお節を削ってだしを取る体験をしたお子さんは『家でもやりたい』と言ってくれる。手間をかける意味を知れば、もっと料理が楽しくなるはず」と笑う。

 今後について「メンバーの力を合わせ、和食を通じて『地域の居場所づくり』のようなこともできたら」と話す。

季節のごはん作り

 同会では2月28日、「季節の和ごはん作り体験」を茅ヶ崎市男女共同参画推進センター「いこりあ」(新栄町12の12)で、開催する。午前10時から正午まで。テーマは「お鍋で手軽に炊ける”お赤飯”と寒い季節にほっこり”粕汁”」。

 対象は小学生から大人まで(小学生は保護者同伴可)で、定員は先着25人。参加費は資料・材料代として2000円。エプロン、三角巾などの持参を。申し込みは氏名、学年(小学生の場合)、保護者同伴の有無を明記して【メール】chigasaki.washokubunka@gmail.comへ。

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