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伊勢原 文化

公開日:2022.01.07

吉川醸造
年末年始に日本酒を
出荷作業が最盛期

  • 手作業でラベルを貼る従業員

 日本酒の需要が高まる年末年始に合わせて、市内唯一の酒蔵、吉川醸造(市内神戸(ごうど)/合頭義理代表取締役)では新酒のラベル貼りなど、出荷作業に追われた。

 同社は大正元年創業の老舗で、日本酒のブランド、「菊勇」などを製造してきた。2020年10月に、シマダグループ(東京都)に加わったのをきっかけに、丹沢大山の別名「雨降山」や、大山阿夫利神社にちなんだ新ブランド「雨降(AFURI)」を発表。フランスやイギリス、スペインの国際酒類コンテストで金賞を受賞している。

 12月23日には、同社の酒造りの作業工程などを報道機関向けに公開。新酒が入った瓶に、従業員らが手作業でラベルを貼り、出荷に備えていた。

 今後は伊勢原原市の「阿夫利清流米」(はるみ)を使用した酒造りの研究などを手がけていくという。同社の杜氏、水野雅則さん(43)は、「チャレンジするからには良いものを作りたい」と話した。

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