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伊勢原 文化

公開日:2023.04.07

高橋米店桜台店
日向石用いた内装が評判

  • 日向石を使った床や大山をかたどった店内

 3月にリニューアルオープンした高橋米店桜台店(桜台2の3の21・高橋成治代表取締役)の日向石を用いた内装が話題を呼んでいる。

 新たに生まれ変わった店舗は市内の日向地区で約50年前まで採石されていた日向石が入口部分の床と、店内棚の接合部に使用された。入口は米粒の形に日向石を敷き、県内産木材を用いた棚は伊勢原市を象徴する大山の形を模し、接合部が浮いているように見えるのが特徴だ。

 高橋代表の甥で伊勢原市商工会青年部の会員であるテーエス瓦斯の高橋耶真人さんが日向石復興プロジェクトを進めるサニーオン(荻野貴文さん・成瀬善之さん共同代表)の活動を知ったことをきっかけに「お客様は地元の人が多く、地域資源を活用した店舗改装を行う事で地元とのつながりをより深めたい」との思いから計画を進めたという。

 設計は(有)小山建築設計事務所、日向石関連はサニーオン、施工は高井工務店が行った。昨年9月末から着工し、2月中旬に完成した。

 荻野さんによると「店舗内でここまで多くの日向石を用いたのは初めて」と話し、来店者からも驚きの声が聞かれるという。高橋代表は「想像以上に立派でおしゃれに仕上がった。お客様からの評判も上々で大変ありがたい」と話している。

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