伊勢原 トップニュース社会
公開日:2023.05.05
エムズコーポレーション
自社車両で市をPR
県内ほか静岡、山梨を走行
市内小稲葉の株式会社エムズコーポレーション(金子誠代表取締役/運送業・倉庫保管業)がこのほど、伊勢原市のPRを目的としたデザインを、同社が保有するトラック1台にプリントした。
同社はコロナ禍などの影響から新たな事業展開を探している中で、昨年10月に大型車の車体などに直接印刷できる「オートボディプリンター」を導入した。同社によれば同プリンターは家庭用などのパソコンプリンターと原理は一緒だという。トラックの荷台などは施工面が大きいため、気温が低いと発色が悪くなり、インクの乾きも悪くなることから、倉庫内を温めるなど、自社トラックで何度も試行錯誤を繰り返して、事業化にこぎつけた。
トラックの荷台には「いせはら景観写真展」の受賞作品などから選ばれた、大山寺の紅葉ライトアップや大山ケーブルカーや、日本遺産に認定された「大山詣り」を表現した浮世絵などが採用された。
4月24日にはトラックのお披露目会が開催され、金子代表や高山松太郎市長らが出席。高山市長は「大型連休に入るのでより多くの人に見てもらい、市をPRして頂ければ。日本遺産の認定や新東名の伊勢原大山インターチェンジの開通で予想を超える人が伊勢原に来ている。今後も市民や企業の方に協力頂き伊勢原のプロモーション活動に邁進していきたい」とあいさつした。
また金子代表は「地元企業として伊勢原のPRに参加させて頂き、大変光栄。今後も市の発展に協力していきたい」と語った。
同社は群馬県、栃木県、茨城県のメーカー倉庫から飲料や食品を集荷し、県の配送センターで仕分けして運ぶ。PRトラックは神奈川県内と静岡県、山梨県全域を走るという。
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