伊勢原 人物風土記
公開日:2026.02.06
日本スポーツ少年団顕彰を受賞した
村上 正さん
桜台在住 75歳
出逢いが人生最大の財産
○…スポーツを通じた青少年の健全育成などを目的に活動する伊勢原市スポーツ少年団。40年前の創立時から関り、現在は監事を務めるなど長年の功績が評価され、このほど上部組織である日本スポーツ少年団顕彰を受賞した。「子どもたちの役に立てばという思いで始めた。長くやってきただけ」と謙遜する。
○…熊本県出身。家業の米穀店は継がずに高校卒業後、東海大学を経て、医学写真などの画像クリエイターとして、東大病院に勤務。24歳の時、新設された東海大学病院での勤務が決まり、伊勢原へ。「大晦日に餅運びを手伝ったことが懐かしい。父は『継げ』とは言わなかった」。どこか寂しそうに振り返る。
○…伊勢原で暮らし始めた頃、少年野球チームを作って欲しいと声を掛けられたのがきっかけで立ち上げたのが「スカイファイターズ」。監督を務め、今でも時々練習に顔を出す。これまで面倒を見た選手は1000人を超え、「今でも付き合いがある子もいる。いろいろな人と知り合うことが出来た。人生で最大の財産をもらえたと思っている」と話す。現在は、市野球協会学童部の理事長も務め、組織を支える屋台骨として慕われている。野球はもちろん教育方針は一貫して、本人に考えさせる事。「いろいろな方法や道は示すが、決断は本人に決めさせる。それが本人のためになる。父の影響かも」
○…高校時代は弓道、大学ではボディービルを経験。野球は未経験だが、監督を務めながら地道に学んでいった努力家だ。ドライブが好きで愛妻と20年以上のつきあいになる愛車「ローレル」で出かけるのが何よりの楽しみ。出かけた先で美味しいものを味わうのも一興。「富士吉田の『流れ鮨』はもう常連だね」と楽しそうに話す。
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