戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2019.09.14

自己見つめ道拓く
小田原藩龍馬塾

  • (上)流鏑馬(やぶさめ)を体験(下)志を発表した

 小田原藩龍馬会(神戸洋一会長)が8月30日から9月1日の3日間、「第5回龍馬塾」を開催した。幕末の志士・坂本龍馬のような未来のリーダーを育成しようと開かれているもので、今年は地元企業の若手社員や大学生17人が参加した。

 塾生たちは、経営者らによる講義や職業体験、ざっくばらんに語り合う「芋こじ夜会」などを通じ、過去と現在を振り返り、将来像を描く「夢・志マップ」を作成。最終日に一人ひとりが塾での気づきをもとに、人生の着地点を発表しあった。

 (株)ちぼりHDから参加した照沼龍也さん(30)はヒット商品を開発したい決意を語り「毎日30分、お菓子の勉強をする時間を持つ」と具体的な道筋を披露、拍手を浴びた。武里歩さん(26・さがみ信用金庫)は「客を増やすには地域自体に魅力が必要」という講義内容に触れ「自分の業績だけじゃなく、もっと広くその先をみて地元に貢献したい」と振り返った。

 発起人であり、塾長を務める蓑宮武夫氏は「知識だけでは未完成、それをどう実践していくか。一歩踏み出すきっかけにしてもらえれば」と総括。また卒塾式では塾長の交代も発表され、2代目塾長に鈴木博晶氏(株式会社鈴廣蒲鉾本店代表取締役)が選出された。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS