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公開日:2022.09.10

小田原市
「医療を必要とする患者のために第7波も全員体制で臨む」
―小田原市立病院の取組―

  • 川口竹男院長

  • 守屋輝彦市長

 新型コロナウイルス第7波では、小田原市も新規感染者数が高止まり、連日100人を超え、予断を許さない状態です。

 ピーク時には、救急車の出動件数も過去最大規模となり、小田原市立病院は、県内で最も多くのコロナ患者を受け入れました。

―小田原市立病院長

川口竹男

急増する陽性患者でコロナ専用病床拡大

 ―7月以降、新規感染者数の急増と熱中症で、救急搬送による発熱患者さんやコロナ陽性患者さんの入院が急増し専用病床がひっ迫しました。

 そこで急きょ設備を利活用し、陰圧室の病床を増やしました。それでも常に満床で、ピーク時には確保病床数を遥かに上回る患者さんを受け入れ、治療してきました。中には50カ所以上の病院に断られて搬送先のない方も受け入れました。

 一方で脳出血、心疾患やハイリスク分娩等の救急医療が必要な患者さんの診療も行ってきたことから、多い時には1日に30台以上の救急車を受け入れ、100人以上の患者さんの診察や検査をして救急外来では休む間もなく対応しました。

 一般病床も常に満床で病棟スタッフも重症者のケア等で多忙を極め、また、待ち合いスペースも不足し、パーテーションで待機場所を増設しても足りず、自家用車で待機していただく場面もあり、結果として長時間お待たせしてしまうこともありました。

全員体制で医療継続

 ―当院のコロナ診療は、基礎疾患のある患者さんだけでなく、透析、小児、妊婦の患者さんも受け入れており、チームで対応しています。感染対策チームを中心に、医師は全科対応、看護師や技師等のスタッフも休暇返上で診療に当たる等、全員体制で医療を必要とする患者さんへの診療を続け、また、近隣の医療機関でも症状が軽快した患者さんの受け入れに迅速に対応していただき、第7波の危機的状況は脱しました。

 今後も、感染対策を徹底し、24時間365日診療を止めることなく三次救急等の医療を提供していきます。

―小田原市長 守屋輝彦

保育園・幼稚園にも抗原定性検査キット速やかに配布

 ―小田原市は、医療体制のひっ迫が危惧された8月上旬、5000個の抗原定性検査キットを緊急購入し、医療機関に配布しました。

 さらに6400個の抗原定性検査キットを追加で購入し、8月中に市内の私立、公立の保育園と幼稚園に配布しました。

 これは、子どもの感染が多くなっていたことを受け、保育園や幼稚園が従業員不足によって閉鎖することのないよう、保育士等が使用できるようにしたものです。

 お子さんを預けることができないと保護者は仕事を休まざるを得ません。すると、社会全体に影響が及びます。社会機能を維持するため、急遽対策を講じたものです。

 さらに9月議会では、抗原定性検査キットの追加購入の補正予算を計上しています。ウィズコロナの取り組みとして、当面必要と思われるセルフテストを少しでも手助けできればと思います。

市健康づくり課【電話】0465・47・0829

小田原市「市立病院の現状」

神奈川県小田原市酒匂2-32-16(小田原市健康づくり課)

TEL:0465-47-0828

https://www.city.odawara.kanagawa.jp/

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