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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2025.06.28

城北工と大井の高校再編
校名案は「小田原北」

  • 新校は城北工の敷地と施設を活用する

 2026年度の開校を目指し、再編・統合計画が進められている小田原城北工業高校と大井高校について、県は6月11日、新たな名称案を「小田原北高等学校」と公表した。県議会に上程した県立高校設置に関する条例改正の中で明らかにしたもの。

 1961年開校の城北工高は機械科や建設科、電気科、デザイン科を持つ全日制、機械科と電気科の定時制から成る。83年に開校した大井高は、2017年度から全日制普通科のクリエイティブスクールとして1期生を迎え入れている。

 再編・統合後の新高校は両校がこれまで取り組んできた教育活動を踏まえ、工業に関する専門学科(機械科・電気科・建設科・デザイン科)と普通科(クリエイティブスクール)が併置された学年制全日制高校となる。校舎は城北工の敷地と施設(小田原市栢山)を活用し、定時制は引き続き募集が行われる。

 校名案については、有識者らによる懇話会が両校の生徒や教職員、PTAなどから意見を聴取。所在地を背景にした「小田原栢山」、二宮尊徳に関連した言葉による「小田原誠明」といった候補の中から、所在地を分かりやすくし、現校名を使わず一つになって発展するイメージを表す「小田原北」を新校名案とした。新校名は7月11日の県議会で条例の一部改正に関する採決を経て決定する。

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