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公開日:2016.12.15

中学生硬式野球保土ヶ谷シニア
南関東選抜に2選手
台湾での国際大会に出場

  • 日の丸のエンブレムが入った南関東代表のユニフォームを着た大津選手(左)と深見選手【保土ヶ谷シニア提供】

 川島町の専用グラウンドを拠点に活動する中学生硬式野球チーム「保土ヶ谷シニア」(中島愼司監督)に所属する深見倫太郎選手と大津元太郎選手が、12月29日から台湾で開かれる「第14回日台国際野球大会」に出場する南関東選抜チームに選出された。

1%の狭き門

 南関東選抜は日本リトルシニア中学硬式野球協会の関東連盟南関東支部に加盟する62チームの所属選手およそ2500人の中から選ばれた25人で編成される。この狭き門を突破した2人は所属チームでも中心選手として活躍。今年度の主要大会でも好成績を残し、支部関係者の目に留まった。

抜群の統率力

 緑区内の少年野球チームから保土ヶ谷シニアに入団した深見選手は今年度、捕手としてチームをけん引。主将も務め、中島監督は「野球センスはもちろんのこと、チームをまとめる統率力も抜群。選抜チームに入ってもその力は見劣りしないだろう」と話す。初の国際舞台を前に「自分は試合に出られなくても大きな声でチームを鼓舞し、台湾での優勝に大きく貢献したい」と抱負を語った。

トップ級の打棒

 181cmの大型遊撃手として活躍する大津選手は所属チームでは4番打者として打線の中心に座る。その打棒は支部内でも知れた存在で、中島監督は「バッティングはシニアリーグでトップクラスの実力。自信をもって送り出すことができる」と期待を寄せる。渡台を控え「チームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります」と話した。

 現在2人は毎週、代表チームの練習に参加。甲子園常連の強豪校などへの進学が決まっている同僚に刺激を受けながら、大会制覇へ向け汗を流している。

 大会は29日から年明けにかけて開かれ、日本からは全国各支部の選抜チーム9チームと現地の10チームが出場。5日間で10試合が予定されている。

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