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公開日:2016.03.25

新川崎駅前ロータリー
UDタクシー専用に
県内初の実施

  • 新川崎駅前に整備されたUDタクシー専用乗り場

 JR新川崎駅前ロータリーは18日から、ユニバーサルデザインタクシー(以下、UDタクシー)専用乗り場になった。川崎市と神奈川県タクシー協会川崎支部の両者が締結していた連携協定に基づき整備を進めていたもので、UDタクシー専用のロータリーは、県内では初めて。

 UDタクシーは高齢者や車いす・ベビーカー使用者、妊婦、大きな荷物を持った人などが利用しやすく設計された車両を用いている。

 手すりやステップがあり乗り降りがしやすく、スロープを装備していることから車いすに乗ったまま、乗車できる。料金は一般タクシーと同じで、誰でも利用が可能。

 市と県タクシー協会川崎支部は「ユニバーサルデザインのまちづくりの推進」の一環として、UDタクシーの普及・利用促進のため平成25年に「地域公共交通の利用環境の向上に向けた連携・協力に関する協定」を結んでいる。

 また、新川崎駅前は十分なスペースが無く、1年ほど前に駅から約120メートル離れた場所に、新川崎交通広場が新設された。交通広場にはバス乗降場、タクシー乗り場(待機場)、福祉車両、一般車乗降場が整備されている。

 しかし、駅から遠く、車いす使用者などが移動するには不便だったこともあり、協定に基づき、一般タクシーの乗降や業務車両の駐車などに利用されていた新川崎駅前に、UDタクシー専用ロータリーの整備を進めていた。

 県タクシー協会川崎支部では、今秋をめどにロータリーにUDタクシーの有無を各運転手に知らせる配車システムの導入を予定している。これにより、UDタクシーが無くなる時間を減らし、利用者のサービス向上を図りたいとしている。

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