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小机の小児医院 ウクレレ往診で心つなぐ 障がい児医療に音楽活用

社会

掲載号:2021年2月25日号

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音楽を通し患者たちと触れ合う片岡院長(前列右)
音楽を通し患者たちと触れ合う片岡院長(前列右)

 小机駅そばの小児医院「あい診療所」(片岡愛院長/鳥山町)が1月から、往診時にウクレレを演奏する「ウクレレ往診」に注力している。

 同院は、心身の機能に障害があり、呼吸や排泄などの際に医療機器やケアを必要とする「医療的ケア児」を主に診察している。患者の自宅まで往診に行くことも多いが、片岡院長は「医師に緊張したり、嫌がってしまう子も多かった」と話す。

 同往診を始めてから、状況は好転した。患者の保護者10人にアンケートを実施したところ、「音に反応して笑顔になった」、「音を聞くと泣き止む」など、8人に良い変化があったという。片岡院長は「ウクレレを介して、患者さんの家族の絆も深まったそう」とも喜ぶ。往診中は患者が優先されるため、その兄弟が1人きりになる場面も多かった。同往診を始めてからは、兄弟がウクレレを弾く係になったり、歌を歌ったりと、家族が輪になる時間が増えたという。

 元々、医療的ケア児のための音楽教室を主宰していた片岡院長。「音楽で患者の緊張をほぐせないか」と思いついた。初心者でも弾けることや、持ち運びのしやすさから、ウクレレを選んだ。「腕前は初心者級」と自身を評価する片岡院長。「親御さんから『上手すぎないところが和む』と身近に感じてもらえたこともあった」とはにかむ。「音楽の力を借りつつ、助かった命を守り育てる小児医療をもっと医療現場に浸透させていきたい」と今後の目標を語った。
 

「ウクレレは魔法」と片岡院長
「ウクレレは魔法」と片岡院長
ウクレレを弾く片岡院長(右)と患者
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