議会で市長に要望しました(子育て編) 横浜市会議員 木原みきお
横浜市会の定例会が先月まで開催されていました。私は、市政一般について市長に提案・要望をさせていただきましたので、2週に分けてご報告します。今日は子育て編です。
ダブルケア
子育てと親の介護が同時に直面するダブルケア問題に、私は当選直後から取り組んで来ました。今回の一般質問では保育所入所基準の再検討を求めました。
保育所入所は保育を必要とする主な理由、度合いにより選考されます。そのため、例えば、フルタイム就労をしていた方がダブルケアで就労時間を短縮すると、就労か介護のどちらか一方で判定され、優先順位が低くなります。ダブルケア世帯が自宅近くの保育所を希望しても負担が正しく反映されない、現在の基準を見直すべきと提案し、市長からは今後検討するとの返答を得ました。
子どもの貧困
6人に1人のこどもが貧困状態にある現在、ある調査では、貧困状態の子どもに、就労等に向けた自立支援を行うと、行わなかった場合とを比べ、本人が納める税金や社会保険料の合計は7千万円から1億円もの差が出るといわれます。
弱者救済という観点に留まらず、安定社会を共につくる納税者育成との視点から支援強化を求めました。
最後に
来月から始まる予算議会でも徹底して子育て支援策に取り組みます。
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