茅ケ崎東小学校(宮本仁志校長)の5年1組児童を対象に2月26日、行政相談員4人が出前教室を行った。行政についてや同相談員の活動について説明したほか、児童が昨年秋頃に提出した学区内の危険箇所への要望書への回答も報告された。
学区内の危険個所を見つける取り組みは、2年前から開始。当時6年2組の児童が「危険箇所を見つけ、学校のみんなに知らせて注意を呼びかけたい」と活動していた。今年度は5年1組の児童が取り組みを引き継いだ。総合学習の時間を使って、グループに分かれて街を探索し、タブレットで気になった箇所を撮影した。
調査結果を受け、「路上駐車の取締強化」「路面標示の塗り直し」「看板の設置」「スキップ広場の設備の修繕」など12の要望を盛り込んだ要望書を作成。昨年、同校の職員室アシスタントも務める行政相談員の丹藤雄二さんを通して、神奈川行政評価事務所に提出し区内の危険箇所を改善するように伝えた。その後、警察や区役所、土木事務所などの行政に改善に向けて申し入れをしてもらえることになった。
26日は丹藤さんが行政からの回答を紹介。実際に「路上駐車の取り締まり強化」など6つの要望が受け入れられたとし、「都筑警察署が駐車監視員を増員して対応する予定」だと報告した。
児童からは「対応が早い」「良かった」など様々な反応が見られた。丹藤さんは「行政が危険箇所や修繕が必要な場所を発見するには限界がある。誰かが声を上げることが重要」と話した。
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