県議会議員 いそもと桂太郎 県政レポート 神奈川全開!宣言
黒岩祐治知事は年頭記者会見で、今年の基本方針に「神奈川全開!宣言2013」を掲げました。20年後も「いのち輝くマグネット神奈川」を実現できるよう、多分野でパワーを全開にしていこうという取組みです。
その中で知事は、「いのち全開宣言」「電子化全開宣言」「潜在力全開宣言」の3本柱を打ち出しました。高齢化対策を軸に、主要テーマを幾つかご紹介します。
健康増進がカギ
まず「いのち全開宣言」は健康長寿日本一を目指し、財政負担を抑えようという方針です。税収が減って県の財政が厳しい中、高齢化が進み義務的経費は増加の一途をたどっています。元気なお年寄りを増やし、介護費や医療費を抑えていく。そのためには健康長寿を目指し、「地域」「食」からの健康づくりにも重点を置きます。健康食生活やセミナーの実践、未病のチェック、地産地消の学校給食による食育などが主な施策になるでしょう。
電子化でスリムに
2つ目の「電子化全開宣言」は県民生活のICT化(ネットワーク通信で情報・知識を共有)と、スリムな県庁づくりです。県庁が率先して電子化を進め、大胆な経費削減と県民の利便性アップにつなげます。
マイカルテ構想の一つ、お薬手帳の電子化による医療のスマート化のほか、生活支援ロボットの普及などで「スマート神奈川」を推進します。行政サービスのICT化ではインターネットを活用し、市町村と連携した電子申請サービスや、各手続きのオンライン化を進めます。私は、エネルギーのスマート化も積極的に進めたいと考えています。
潜在力 前面に
3つ目の「潜在力全開宣言」は、神奈川のポテンシャルを生かした新たな活力創造。地域が競い合う魅力を創出し、若者や女性、高齢者ら県民パワーを発揮しようというものです。商店街観光ツアーというアイデアもありますが、神奈川の魅力を引き出し、全国へ発信していければと思います。
県では「3歩先行く神奈川!」を掲げ、先を見据えた事業展開を進めていく方針です。私たち県議会議員は地方議会としての役割を果たしつつ、明るい神奈川の未来をつくるために全力を注ぎます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|