神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2021年3月4日 エリアトップへ

プレミアム付商品券 市、商店街の発行支援へ 助成金で消費喚起図る

経済

公開:2021年3月4日

  • LINE
  • hatena

 横浜市はコロナ禍の消費落ち込みへの対応として商店街独自のプレミアム付商品券発行に助成金を出す支援事業を2021年度に行う予定だ。事業費は8500万円で21年度予算案に計上。過去の同様の商品券発行は売上増につながったという調査もあり、商店街からは期待の声が聞かれる。

 予算案によると、商品券を独自に発行する商店街に対し、プレミアム分として最大200万円、商品券の印刷などの事務費の4分の3、最大50万円を助成する。電子商品券の場合はプレミアム分300万円とシステム使用料などを100万円まで助成。コロナ禍の新しい生活様式として進むキャッシュレスサービスを促進するため、電子券の助成限度を紙券より高く設定した。いずれも、プレミアム分は全額助成し、紙券分は18件、電子券は10件の枠を設ける。

 商店街のプレミアム付商品券は今年度、県が最大100万円を補助する事業を行い、市内9商店街を含む17商店街が参加した。このうち、南区の横浜橋通商店街は昨年11、12月に5千円で6500円分使用できる券を1千冊販売。2度の販売日にいずれも完売した。商店街は「年末の書き入れ時と重なり、お客様にも店にも喜ばれた」という。

売上増に期待

 市は15年に約1万1千店で使える1万2千円分の商品券を1万円で96万冊販売。1千円分は商店街のみで使用できるようにし、利用額全体の4分の1が商店街で使われた。この時、調査に応じた商店街店舗の半数以上が「売上増加に効果があった」と回答した。

 来年度予定する商品券発行助成は市の厳しい財政状況もあり、希望する商店街に絞っての支援となったが、市経済局の担当者は「商店街ごとに発行することで、地域のニーズに合わせることができる」としている。

 県の補助事業で商品券を発行した商店街からは「助成額が大きければ、参加したい」との声が出ている。別の商店街は「事務費の一部は自己負担となるので、慎重に検討したい」と話す。

 市は予算案が成立すれば、4月中に参加商店街の募集を始める意向だ。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook