みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感
4月26日〜5月6日、イベント多数
4月19日
創立50周年記念事業として笹野台小学校(飯田雅人校長)で5月31日、「バルーンリリース」が実施された。児童らが飛ばした風船は、陸や海を越えてさまざまな場所へとたどり着き、拾った人との交流を育んでいる。
風船を拾った人から最初に手紙が届いたのは6月1日付、幕張メッセ=千葉県=近くに住む女性からだった。その後も千葉県などから手紙が相次ぎ、すでに11通が届いている(6月9日時点)。中には茨城県でサーフィン中に海上で拾ったり、近隣では港北区の幼稚園児から手紙が届いたりするケースも見られた。
千葉県の高校生・園部拓海さん(16)も、風船に付いていたメッセージカードを拾ったひとり。6月5日の部活動中に地面にカードが落ちているのを発見し、その日のうちにツイッターに出来事を投稿したという。園部さんは「よく見ると『横浜』の文字や風船が描かれた絵があり、横浜からはるばる千葉に風船で飛んで来たんだと驚いた。部員の言葉を添え後日返事をしたい」と話した。
同小学校の50周年実行委員会メンバーは「お返事をくれる方が多く、人の優しさに触れ感動した。風船に付けたフウセンカズラの種を自宅に蒔いた方もいらっしゃり嬉しい。今後もつながりを持てたら」と語った。
環境配慮の素材を使用
笹野台小学校は昨年度周年を迎えたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け式典をはじめとする数々の催しを延期していた。50周年実行委員会(熊谷雅彦実行委員長)では周年に際し、当初は劇の制作を予定していたがコロナ禍で断念。それに代わるものでバルーンリリースに取り組んだ。
この取り組みには授業で習う「SDGs」の要素を取り入れ、風船とそれに付けるメッセージカード、さらにセロテープに至るまで土に返る環境に配慮した素材を使用。各家庭や商店街から募った笹野台のフウセンカズラの種をカードに付け、飛んでいった種が将来的に緑のカーテンになればと願いを込めた。
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