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泉区版 公開:2012年7月12日 エリアトップへ

駅からいずみ遊歩シリーズ【13】 泉(オアシス)探訪 下飯田駅から和泉川散策へ ※協力・オアシス21世紀の会

公開:2012年7月12日

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 地下鉄「下飯田」駅を背に環状4号線を左に向かい、泉区ファーマーズマーケット”ハマッ子”で新鮮な農産物を手に入れます。

 相鉄いずみ野線のアーチ橋ニールセン・ローゼ橋の真下「ゆめが丘駅交差点」より和泉川の側道へ、左へ進むと和泉村領主であった松平家の墓所がある浄土宗・和泉山松雲院宝心寺です。

 参道を進むと、左に石彫りの舟に乗る岩舟地蔵と厨子に入った廻化地蔵が安置されています。廻化地蔵は1971年まで春秋の彼岸に和泉町全域の檀家を廻されていましたが、今では春の彼岸に供養されています。

 本堂の前の鐘楼や横浜市の名木古木に指定されているイチョウとイトヒバを眺めて、再び和泉川へ向かい、親水公園として整備された川辺を進むと四季折々の花が咲き、川には鴨が群れをなして泳いでいます。

 草木橋で対岸に渡り、四ツ谷湧水入口から元の和泉川の流れを進みます。かつての和泉川の流れは左、右と大きく流れを変え、このあたりは北田堰・前北田堰で挟まれた御畑(おばたけ)と呼ばれていました。夏は子ども達の遊泳の場で、屈強の鮒釣り場で村人が竿を垂れていた当時を偲びながら、さらに進むと今でも湧き出る「四ツ谷湧水」です。

 再び和泉川に沿って進み、左に折れる小道を進むと「第六天神社」に辿り着きます。鳥居から階段の参道を上り、社殿で参拝をした後、社殿裏の坂道を進み、右側へ下る坂道を進むと、その水が酒であったという酒湧池(さかわくのいけ)です。泉区の名称発祥の地とも言われている酒湧池のほとりで、昔話にふれてみてはいかがでしょうか。

(文・写真=田中慶秋)
 

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