泉区 意見広告
公開日:2021.11.25
必要性が高まる、ヤングケアラー支援
横浜市会議員 ふもと理恵
ヤングケアラーとは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うような責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行う18歳未満の子どもをいいます。
平成30年の第4回市会定例会で初めてヤングケアラーの問題を取り上げて3年。昨今ではマスコミに取り上げられることも多くなりました。
厚生労働省の全国調査では、中学2年生のおよそ17人に1人、全日制の高校2年生のおよそ24人に1人が「世話をする家族がいる」と回答しています。睡眠や勉強の時間が取れない、本人の健康や進路に影響が出ることもあり「きょうだいや家族の世話をする良い子」では済まされない現実があります。自身がヤングケアラーと自覚していない場合や、相談する場所がわからず発見されにくい問題もあります。
早期発見・連携、相談
ヤングケアラーの早期発見で重要な役割を果たす場所が学校です。しかし福祉、介護、医療、学校等、関係機関における研修・連携等は十分でなく、残念ながら横浜市でもヤングケアラーに対する具体的支援策、支援につなぐための窓口が明確ではありません。
国は来年度からの3年間を「集中取組機関」として実態調査や支援体制構築モデル事業などを進めるとしています。ヤングケアラーが、家族のケア等で学びをあきらめることなく、支援を受けながら子ども時代を子どもらしく過ごせるように支援を整えてまいります。
ふもと理恵事務所
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横浜市泉区中田東3-15-9
TEL:045-801-8739
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