〜道徳経済一元論〜二宮尊徳翁の訓語
最近議会において市長に直接質問する機会を多く頂いております。昨年冬には、「横浜市財政の将来の収支差は、市長選挙の前から知っていたのか」という質問をしました。「横浜市の財源は毎年毎年不足の一途をたどり、年々その不足額が大きくなる事を理解した上で横浜市長選挙に立候補したのか」という趣旨です。不足額の推計については横浜市が公表している横浜市長期財政推計という資料の中にグラフ化されている数値です。市長の答弁は「選挙前から知っていた」という明確なものでした。
さて、今年の4月より執行されている横浜市の会計はと言うと、市債減債基金を200億円切り崩して成立させました。借金を返すための積立金を積むどころか逆に切り崩してやり過ごしたという事です。
5月20日の議会にて山中竹春市長に提言しました。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は戯言である」
本市の将来の経済活性化策(IR)を中止したり、借金返済のための積立金を崩したり、選挙公約の3つのバラマキ政策は実施の検討を続けると言ったり、将来にツケを回さないと言ったり…今後の横浜市が心配でなりません。
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