泉区は持ち家率が高く、市内18区中１位の67・１％です（２０２０年10月調査）。緑豊かで、相鉄線・市営地下鉄が走るため横浜の中心部や都内へのアクセスも良く、良好な住宅が広がっているのも一因でしょう。今後、ゆめが丘地区の開発が進み、より「住むなら泉区」と選ばれることが期待できます。

今後増加の見込み

　一方で、横浜市の空き家率は９・７％で、約10件に１件は空き家になっています。実際に泉区でも問題になりつつあり、今夏、私も近隣の空き家の管理不全に関することで相談を受けました。人口減少社会の中で、空き家は今後も増加すると見込まれます。まちづくりの観点からも空き家対策は今後ますます重要な課題になります。

　そこで、３日にふもと理恵市政報告会で空き家問題を取り上げ、自分の家を空き家にしないために、遺言書の活用を検討しようということを宇田川亨行政書士に講演いただきました。

　各家庭にはそれぞれ事情がありますが、自分が亡きあと、家や財産のことで残された人が必要以上の労力を使ったり、争いのもとにならないように、法律文書である遺言書を作成しておくことが大変有効です。自分が安心、家族や親族も安心、近隣も安心。悩む前にまず相談してみましょう。

　また横浜市では専門家による空家セミナーをＹｏｕＴｕｂｅの公式チャンネルで配信もご利用ください。

ふもと理恵事務所

横浜市泉区中田東３－１５－９

TEL:045-801-8739

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