泉区 意見広告
公開日:2023.03.16
道路の上にあるもの
私は泉区内でいくつかのボランティアに参加しています。消防団を19年間、小学校のPTA会長を5年間など。当然、私は地域住民の一人として消防団に参加しておりますし、PTAについては一保護者として参加しています。
さて小学校の中にはスクールゾーン対策協議会という組織が別段ありまして、PTA会長がその会長を兼務するのが市内の慣例となっています。つまり、私です。組織のメンバーが毎年全通学路を点検し、補修や改善の必要な案件を取りまとめ、道路の管理者である行政に要望します。
この要望の中で大部分を占めているのが道路の上にある白線に関する要望です。「消えかかっている横断歩道線」など。しかしこの要望が直ちに叶うのかというとNO、それどころかここ数年は不思議なくらい放置され、経年が増して線の状態がどんどん悪化しています。
暫定措置の中の政令指定都市よこはま
道路の上の線に関しては本校PTAや通学路に収まらず、他校のPTA会長から直接相談されることもありますし、地域の住民の方からも要望がきます。取り分け一昨年、昨年と大変多くの要望を頂いている状態です。私の主観ですが、議員生活12年の中で最近の状態が一番酷いと感じながら車を運転しています。皆さんも意識して見て下さい、とにかく凄いです。
さて本題です。横浜市は政令指定都市(政令市)という位置づけにあります。難しい説明は割愛しますが、政令市制度は1956年に暫定措置として運用が開始され、横浜は1989年に政令市の道を進み始めました。その結果、神奈川県の仕事と横浜市の仕事が入り組んでいます。小中学校や消防、路面のアスファルトは横浜市の仕事。高校や警察、路面の歩道線、停止線、信号、標識は神奈川県。泉区役所も泉土木事務所も横浜市の出先機関ですので許可無しで神奈川県の仕事は出来ません。なにせ会社が違います。
この現状を横浜市議会は横浜市民の不利益と位置づけ、解決のための議論を交わす大都市行財政改革特別委員会を設置しており、昨年度私は委員長を務めました。
横山ゆうたろう
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横浜市泉区和泉町7113
TEL:045-804-5559
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