金沢動物園 「いいサイの日」に誕生 赤ちゃんすくすく成長中
母親に寄り添って歩く
金沢動物園で１月31日、インドサイの赤ちゃんが誕生した。開園31周年を「サイ年」としてサイをテーマにイベントを行ってきた同園。１月31日（いいサイの日）の誕生に「まさに集大成。待っていました」と喜びの声を寄せた。
母親・ゴポンの妊娠が発覚したのは一昨年の９月。昨冬にはお腹の膨らみも目立つようになり、新しい命の誕生を待つばかりになった。31日午後７時25分、立ったり横になったりと出産の兆候を見せ始めたゴポンが、第三子となる雄の赤ちゃんを出産。母親が見守る中、30分後にはよろよろと立ち上がり、３時間後に母乳を飲み始めた。
体重は推定70〜80kg（２月７日現在）。国内の飼育下での出産は６例目だ。現在は母親の後をついて歩き回り、寄り添って眠る姿も見られるという。ゴポンも３回目の出産で、落ち着いて子育てをしている様子。「３月下旬には一般公開予定。温かく見守ってほしい」と同園。名前は、一般公開後に投票で決める予定だ。
赤ちゃん誕生の様子は、同園ＨＰ（ホームページ）から見られる「ＹｏｕＴｕｂｅ公式チャンネル」で公開中。また、同ＨＰ内「インドサイＢｉｇＢａｂｙＢｌｏｇ」では、飼育員がそばで記録した、赤ちゃんの日々の成長の様子が見られる。
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