神奈川県選挙管理委員会はこのほど、7月10日に投開票された参議院議員選挙の18歳と19歳の投票率を発表した。
金沢区は18歳が61・33%、19歳が52・95%で、18歳と19歳を合わせた投票率は56・94%だった。これは横浜市の平均投票率の56・56%とほぼ同じ。金沢区の有権者全体の投票率は60・25%で市内18区中2番目だったのに対し、18・19歳は8番目となった。市内で最も投票率が高かったのは唯一、60%を超えた青葉区の62・94%。一方、最も低かったのは鶴見区の51・18%だった。また、県内で最も高かったのは茅ヶ崎市で63・41%、最も低かったのは箱根町で36・36%だった。
神奈川県は18歳以上に選挙権が引き下げられたことを受け、選挙前に全県立高校で模擬選挙を実施。選挙の仕組みや投票の大切さを訴えてきた。今回の選挙では、横浜市内や金沢区だけでなく全国的に18歳の投票率が19歳を上回った。この理由として大学生や社会人の多い19歳は、「転居したものの住民届を移していない」、「主権者教育を受けなかった」などが考えられる。
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