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金沢区・磯子区 ピックアップ(PR)

公開日:2024.01.01

磯子事業会
磯子区とともに歩んだ50年
約90社が地域や事業を活性化

  • 6代目会長の長谷川浩正氏

  • 1973年の設立総会は磯子区にあったレストラン ロンシャンで開催=写真上、過去の磯子まつりではパレードに参加して風船を配布=同左下、多くの会員らが参加する横浜マラソンの沿道清掃=同右下

 磯子区などの企業が集まる「磯子事業会」が1973年の設立から、昨年で50周年の節目を迎えた。各会員や事業の発展はもちろん、磯子区を中心に地域の活性化も目指し、半世紀にわたって活動を続けている。

企業と地域の調和

 1973年4月に設立された磯子事業会。設立当時は高度経済成長の見直し期。公害問題が社会問題化し、各地で企業と地域社会の調和が大きなテーマとなっていた上、第一次オイルショックの年にもあたり、社会全体が大きく変貌を遂げた時期であった。

 そうした中、磯子区内の商工業団体や関連団体が親睦などを図る「磯子事業人会」を前身に、磯子事業会が立ち上げられた。設立当時の会員は28社。臨海部の埋立が完成したことで、国内の有力企業や工場などが区内に設置され、そうした企業・事業所等の有志たちが集まった。

 大きな目的は会員の親睦や情報交換、行政機関との協調。設立趣旨書には、以下の5点が記されている。

 【1】区役所、警察署、消防署、労政事務所などの関係機関との連携【2】公害、産業廃棄物、福利厚生などについて関係機関との懇談会、陳情及び要望事項などの問題解決【3】地域社会向上のため、区内行政機関の行う事業への協力【4】時局、経済問題などの講演会開催【5】会員相互の親睦活動

 この趣旨に基づき、半世紀にわたって活動を継続。2023年末の時点で、会員数は88社。工業関係の企業にとどまらず、磯子や近隣から商工業の事業者が力を合わせて活動を行っている。

思いを継ぎ、その先へ

 より一層地域と連携して事業を進めようと、2017年には磯子区と地域活性化に関する包括連携協定を結んだ。今では区内最大級のイベント「磯子まつり」への協力はもちろん、横浜マラソンの区内コースの沿道清掃、磯子区スポーツ協会の支援など、区民の身近な場所でも地域の役に立とうと活動の幅を広げてきた。

 6代目の会長を務めている長谷川浩正氏(日興テクノス株式会社)は「設立当時の思いは今も受け継がれている。今後も先人の思いを継ぎ、地域や会員から必要とされる事業会でありたい」。50年の積み重ねのもと、この先も磯子区の発展を支えていく。

磯子事業会

横浜市磯子区磯子3-5-1(磯子区役所内7階)

TEL:045-751-4014

http://www.isogo-jigyokai.jp/

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