横浜プリンスホテル時代に貴賓館として親しまれた、横浜市の認定歴史的建造物「旧東伏見邦英伯爵別邸」が5月15日、1日限定で一般公開された。
これは、横浜プリンスホテル跡地の開発を進めている、東京建物(株)、東京急行電鉄(株)、オリックス不動産(株)、日本土地建物販売(株)、伊藤忠都市開発(株)の5社が共同で実施。同館では今後、レストランなどとして活用できるよう大規模なリフォームが予定されていることから、最後に以前の面影を残した姿を見てもらおうと一般公開を行った。
当日は、貴重な歴史的建物の様子を見学しようと、市内だけでなく、日本全国から多くの人が来場。入場待ち時間が2時間半を超える長蛇の列ができた。入口の扉が開くと、来場者たちは一定人数ずつ建物の中へと入り、大理石でできた階段やアール・デコ調のシャンデリア、磯子の海を一望できる風景などをカメラに収めていた。
県外から訪れたという人は「横プリは何度か宿泊したことがあり、いろいろな思い出があったので見学に来ました」と、懐かしそうに建物を眺めていた。
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